あらすじ
この本は義母、父、母の3人の介護と伯母の最期に立ち会った体験からはじまります。在宅介護と施設介護それぞれの難しさにどのように立ち向かったか。認知症への対応の仕方をいかに学んだか。老老介護の困難さ、高齢者の気持ち、高齢者と家族との関係への理解をどう深めるか。「死に方」の問題・・・。悩み、試行錯誤しつつ辿った道のりをふりかえって、読者の参考にして頂こうとの作者の思いです。
第一編ではまず在宅介護を希望する場合どのような条件があれば可能になるかをのべます。在宅介護をしようという方必読です。介護保険利用が絶対条件ですので、実際の利用例をあげています。次に認知症への理解を呼びかけています。
第二編では介護保険制度と高齢者福祉の仕組みを解説します。
まず介護保険制度の解説です。財政の仕組み、保険料、要介護度区分と使えるサービスの量、地域での相談窓口=地域包括支援センター、介護保険の要の人=ケアマネージャーを解説します(第1章)。
実際に介護保険を利用するためには、「介護が必要だ」と申請し、調査と7段階の要介護度認定を受けなければなりません。調査の実際や認定の仕組みを解説し、きちんと調査して貰い、ふさわしい要介護度がでるようにするためのコツをのべています(第2章)。
要介護度がでればケアプラン(介護サービスの利用計画)をたてることになります。その際の注意事項にご注目下さい(第3章)。
いよいよ介護保険サービス利用契約をむすびます(第4章)。
どんなサービスがあるのでしょうか、具体的に説明しています(第5章)。巻末のサービス利用料表も参考にして下さい。
大切なのはサービスの上手な使い方、サービス利用のコツです。(第6章)施設の選び方ものせています。
Q&Aコーナーでは介護保険へのよくある質問にお答えします(第7章)。
介護保険以外のサービスも積極的に利用しましょう(第8章)。
随所にここをチェックや本音トークがでてきます。建前抜きの利用者サイドの「知恵」です。読み落とさないで下さい。様々な負担軽減策もしっかりチェッです。
第三編は認知症についての解説です。
認知症そのものの説明をまずして、認知症と判断されたらどうしたらよいかの話しにはいります(第1章)。
認知症に適切に対応するために、まず認知症高齢者の状態を理解することが必要です。そのうえで、どのように接したらよいか、対応の原則とその中心となる受容的な話しの聞き方とはどういうことなのかを解説します(第2章)。
最後に見落とされがちですが超高齢になると認知症と似たような状態になることを述べています。
私の実際の体験にもとづいた解説です。ご参考にして下さい。
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